東大門(ひがしだいもん)
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現在の本堂は永長元年(1096年)の再建。東大門、多宝塔は鎌倉時代初期、源頼朝の寄進により建てられたものとされ、この頃には現在見るような寺観が整ったと思われる。石山寺は兵火に遭わなかったため、建造物、仏像、経典、文書などの貴重な文化財を多数伝存している。(「石山寺ウィキ」より)
延暦寺は何度も戦火にあったのに、石山寺が無事だったのはなんでだろう?
提灯つきで仁王さまがお出迎えしてくださるなんて、感激! 仁王門大好き。
石畳のバリアフリーな入口(!?)もあります。足の不自由な人には大助かり。
現在の門は、淀殿の慶長の大修理の頃のものらしいとか。縁起絵巻によれば、朱色の東大門の内側には、極彩色の多聞天がいらしたとか。さすがは歴史ある石山寺、幾多の変遷を辿って今に至っている。
おお、これはいい像〜♪と思ったら、鎌倉時代の仏師、運慶とその長男、湛慶の作だとか。なるほど、すごい像〜♪
仁王像のみどころといえば、私的には足の部分だと思っている。足指、足の甲、かかとなど。足さえよければ「すべてよし」なくらい、仁王さまの足には入れ込んでいる。さてさて・・・。
おおお〜、これはっ!!
まるでミケランジェロだ!!(ひとりごと)
「どや、どやっ!?」と威嚇するような上半身とは、まるで裏腹な優美さ。
いやいや、おみそれしました〜(平伏)
「石山寺」の効能についても、きっちり入口に明記されている。
いつも思うのだが、あんな高い場所へ、どうやって千社札を貼っているのだろう。神社仏閣の七不思議。
調べてみたところ、手の届かないところは「振り出し竿」という継ぎ足し式の竿を使って貼るらしい。さまざまなマナーや決まり事もあるようですね↓
(「浅草のれん会」さまのHPより http://www.asakusa-noren.ne.jp/event/3_3/3_4/)