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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

紅葉パラダイス

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 美しく紅葉した植栽を愛でつつ、ゲートへ。

 お馴染み、企画展の「獅子と狛犬」のおおきな幟(のぼり)がお出迎え。

 

 「どーせ、アンタは長いこと観るんやから、なんか食べてから入ろか」ということで、ミホのショップやチケット売り場を通り抜け、レストラン手前のパン売り場でお買い上げ。とりあえず、ソフトなやつをふたつずつ。残念ながら、激烈に美味しいクロワッサンはまだなかったが、12時に焼き上がります、ということで帰りにまた立ち寄ろう。

 ほんとはミュージアムまでは植物たちと語らい、間接照明の付いたシルバーのメタリックな未来感覚あふれるトンネルを歩くのが王道だが、足の悪い二人は電気自動車に乗せてもらい、ゆっくりとミュージアムに移動する。

 トンネルの出口からは、社のような入口が見える。これが曲者。「つまらないものですが」とか「せまい家ですが」とか謙遜しつつ、どかーん!!と差し出されるあの感じ。

 社の入口の両側には、植栽に隠れているが絶景のロケーションを誇る、贅沢で広大なピカピカのミュージアムがあるのだ。

 しかし、ミュージアムに入る前に、まず腹ごしらえ。

 入口の下にある無人のオープンテラスで、ケチな夫婦が青空ランチ。紅葉ピクニックだ。

 さすがに山の上は、ずいぶん肌寒い。薄いセーターの上に、羊のようなケープを着て来てよかった。

 青空には飛行機雲。なんてのどか。

 夏場には大活躍したであろう日差しを遮るパラソルは、もう不要とばかりに、閉じられ括られていた。

 さて、ほどなく軽めのランチは終了し、

 間近に紅葉を見ながら、階段を上がる。

 受付を横にみながら、正面はこんなロケーション。

 企画展は右に折れていく。ガラス張りの壁が、洗練された建物の中にも関わらず、ものすごい山の中にいるという不思議な感覚を呼び覚ます。来る度に感じるこの感覚が、この場所を桃源郷と思えるのかも。

 もっとも秋は「桃源郷」というよりは、「紅葉パラダイス」だ。