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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

「獅子と狛犬」(前半)

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 ミホに来ると一番に立ち寄るのがトイレ。

 ものすごくキレイでクールでシャープなんです。豪華(いや、平民にはわからないところで贅沢なのかもしれないが)でもアットホームでもないけれど、どこかキリッとしている。洗面所の水の出方とかもやわらかなタッチで、普通の水道とちょっと違うような気がする。

 で、ちょっとフライングして、先にショップをのぞいたんだけど・・・。

 どうも絵葉書でのチョイスがピンとこないし、図録は手が出ない値段だしで、これはしっかりと目に焼き付けて来なければ。

 「獅子と狛犬」というタイトルどおり、先ず「獅子・ライオン」が世界中の古い工芸品の中で、どのように扱われていたのか、どのように変遷、変化して行ったのか、という前振りがあり、インドのガンダーラメソポタミアイラクギリシャやエジプトのあれこれを流して行く。

(ミホのパンフ「シャングリラ」最新号より)

 ところでガンダーラ産の工芸品のプレートを観ていた隣のおじさんが(H氏ではない)、突如として「がんだ〜〜ら、がんだ〜〜ら♪」と低い小声で歌い出したのに驚く。ゴダイゴが作った曲で、夏目雅子が出たときのテレビドラマ『西遊記』の哀愁のエンディング・テーマが、インドのホラー映画の付属曲みたいに変貌(汗)

(ミホの「獅子と狛犬」チラシ裏面より)

 日本の獅子頭のコーナーで、年月に耐えた獅子頭の素晴らしさに見入っていたら、隣で写真を撮っているおじさんが! いや、プレス関係の人かもしれないのだけれど。今日はおじさん難の日なのかしら?

 これらは普通の獅子舞の頭より平べったく、しかも横にかなり大きく、断然風格がある。畏れ多くてお笑い芸人も被れない感じ。東北のものの隣には、滋賀県米原市の素晴らしい獅子頭(名人が作ったそうだ)が陳列してあった。さすがは古いもの、文化遺産の宝庫、滋賀県である。

 そしてやっと狛犬コーナーに(後半に続く)