たねや博物館
和菓子ラインに相対する壁面には、まるでレリーフのように、押し菓子の木型がずらりと! これはっ!!と、ひそかに大興奮! 清算までの間、近くのに見入ってしまう。
清算する時に、写真を撮ってもいいかどうか訪ねたところ、「店内撮影できますので、ぜひ沢山撮ってください」と、非常にウェルカムな返答が返って来た。
ということで、採集開始だ!
こんな風に、ずら〜〜〜っと。壮観でしょ? おめでたい鯛、エビ、鶴に、富士山、恵比寿さん、シッポがふさふさの長寿のシンボルの亀の姿も見える。仏事用の蓮の花やつぼみなども。
藁葺きのお茶室やイカなんていう、珍しい型も見受けられて、面白い。
木型そのものも、長方形のものが多いが、羽子板型のものもあり、職人さんの使い勝手やスピードなどにも配慮されているのかも。
こちらの鯛はさっきのより古くて、よりリアル。鋭い歯をむき出しヒレも触ると痛そう。おめでたいもののシンボルというよりは、高価なホンモノの鯛のピンチヒッターなのかもしれない。
上方にいるこの鯛は、ちょっといじけて丸まっている感じが、可愛らしい。そして、下方には、シロクマ!? (黒いのかもしれないが)
ここにも「おめでたいもの」が集合。蕨の束が可愛い。
キノコの傘の裏のヒダヒダが、リアルっ! それがまた妙に美しい。このゾーンの極めつけは、飛行機ですな。用途が知りたい。子ども用?
オシドリがかわいい。伊勢エビがリアル。竹の表現がさまざまなのも面白い。
タケノコに栗の葉っぱ、玉手箱に、精緻な意匠のもの。観察力と職人業の融合だね・・・と感心しきりな私に、突然の不運が!
デジカメに「電池切れです」の表示が(悲)
あああ・・・もう一個、どうしても撮っておきたいものがあったのに!!
茶聖・千利休(たぶん)のまわりを取り囲む茶道具たちの型があったのに・・・!!
もしも「ラ・コリーナ」にこれから行かれる方は、ぜひこの店内ミュージアムをご覧ください。とっても楽しいですよ。私もリベンジしなきゃ(「茶聖」を採取するために・汗 それと、次回はカレーパンも買わなきゃね)