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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

ダイエットの発見

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 健康上の理由からダイエットを始めて4ヶ月。1ヶ月1キログラム減という、ゆるゆるな目標で出発した。おまけに「運動なし、食事制限なし、記録のみ付ける」という恐るべき方法だ。それでも3ヶ月までは順調に、グラフはゆるやかな下降線を描いた。

 しかし、4ヶ月目の壁、という言葉があるように(私がきのう作った)、リバウンドはしないけど、平行線のまま目標に歩み寄らずで1月は終了しそうである。

 何が問題だったのか? 例によって、ひとり反省会議を開いてみる。

 まず、「ダイエット」というものがどういうものかが、実践してみてよくわかった。イメージしていた禁欲的なこととは違う。そもそも運動はムリだし、「食べない」というプレッシャーは「食べたい」という欲望に変換されるので、リバウンドの恐れがある。ゆえにゆるゆるな戦略に打って出たのだが、発見もあった。

 なんと「自分を顧みられる」という哲学的な場所に身を置けたのだ。

 3ヶ月やってみてわかったのは、「空腹だから食べる」のではなく、「退屈だから」「手持ち無沙汰だから」、あるいは「腹立ちまぎれに」、ときに「さみしさゆえに」、そしてもちろん「美味しいから」という理由で食べることが多い。よって「食べ過ぎる」。

 「食べ過ぎた」という感覚を掴めると、「適量」で押さえることが可能になる。

 ところが、1月に突如バランスが崩れ出したのだ。なんでか。理由は「クロワッサン」のBNのダイエット特集だ。このメソッドを取り入れてしまったのだ。

 ダイエットは多分にパーソナルなものだから、「メソッド」というのに頼りすぎてはいけなかった。しかも「これはしてもいいですよ」という安心ワードに摺りより禁止事項に関してはスルーするという、とんでもないトラップに掛かってしまったのである。

 もう一度、初心に返らなくては。オーソリティーの囁きに耳を貸すことなく、自分のからだに問いながら、3ヶ月かけて発見した自分の方法でやっていこう。

 明日は2月。初心に返るには遅くない。だって旧暦の正月は立春なのだから。