近代建築三昧 その1
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
烏丸通を渡って雨の中、三条通り遠足の開始。
先ずは、角のちいさなパン屋さん「フルール・ド・ファリーヌ」さんへ。多種多様の小振りのパンが両脇の棚にずらり。左側は総菜パン。この小ささ狭さが、なぜか心地いい。ここのパンが好きというより、店構え(上のリンクで外観が見られます)が好きなので、つい入ってしまいたくなる。
H氏に為替を買って来るよういわれているので、郵便局に立ち寄る。
そう、これが郵便局なんです↑↓
京都市の登録文化財。
1902(明治35)年築。三条通を代表する煉瓦建築。吉井茂則の設計。
1973(昭和48)年に郵政省(当時)が建替えを発表しますが、保存を求める声が多く、全国で初めて外壁保存、内部建替えというスタイルを採用されたとか。職員さんも親切に対応してくださいました。
そのごく近くにも、重厚ながらきれいにリニューアルされた建築が↑↓
おなじみの京都文化博物館。現在、洛中洛外図屏風コレクションを中心とした「京を描く〜洛中洛外図の時代」を12日まで開催中だけど、今回はスルー。
↑左が分銅屋さん。幕末に創業した足袋の専門店だそうです。右の、マンションの下でひっそり佇んでいるのが「五島家住宅」。近代京都の町屋建築の名残がある建物だとか。