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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

近代建築三昧 その2

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 珈琲のいい香りがする「イノダ珈琲本店」の前を通り過ぎ  京都市指定文化財かつ国の登録有形文化財の「日本生命京都支店」を見る。  1914(大正3)年築。なんとあの辰野金吾と片岡安の設計で、片岡安の色彩の濃い、石張り建築。1983(昭和58)年に改修された際に東側部分のみが保存されているので、まるで塔のよう。  ↑アンティークショップの前にディスプレイされた室内金具の数々。ステキすぎます♡  ↑旧・不動貯蓄銀行 京都支店(現・SACRAビル)で大正時代に建てられたものらしい。国の登録有形文化財。私は見ていないけど、内装も木材がふんだんに使われていて素敵らしい。  ↑旧・家辺時計店、1890(明治23)年の建築。三条通周辺の煉瓦建築の中で最古参。実は、木造建築に煉瓦を張っているのだそう! 入口に続くアールのショウウインドウは、ガラス職人泣かせかだったかも。   装飾が凝り凝りで、ステキすぎます〜♡ でも設計者は不祥。国の登録有形登録文化財  これは普通の町家らしいけれど、いつも気になるのがこのタイル。  至ってシンプルなのに、手が込んでいるったら!  他にも、京都市登録文化財になっている旧・大阪毎日新聞社京都支局とかもあった。 1928(昭和3)年築なので、1928ビルと命名されリニューアルされている。武田五一の設計で、あちこちに毎日新聞社の社章の星が。解体が懸念されるなかで、1999年に建築家・若林広幸が買取り、耐震壁を補強するなどして保存されるという幸運なビルなのだ。  現在は「アートコンプレックス1928」という、複合的にアートを体験できる場所になった。通りかかったときには、公演中のエンターテイメントの呼び込みをされていたので、写真は遠慮したが、地下にレトロで独特の雰囲気のカフェ「アンデパンダン」もあり、実は内装に興味津々。