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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

梅三昧

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 本日京都に来る人たちは、桜めあての人が多いだろうに、私の目的は桜ではなくウメ。それも、花ではなく、ウメボシ(笑)

 「にっぽんの梅干し展」は、梅干しをテーマにした作品などを通して、「たのしい梅干し」を提案するイベント。なにか私の琴線に触れるものがあったのだ。もしかすると「すっぱいもの」に興味がでてきたのかも(孕んでいるわけでもないのに。つーか、孕んでいたときには、すっぱいものには全く興味がなかった)

 店内では服や雑貨を扱うショップ内のあちこちに、藤子・F・不二雄先生の漫画『ウメ星デンカ』の複製原画(ほんのりパステルのカラー!)や、糸井重里さんのエッセイ(基本がないのにチャレンジングなことをなさる〜・汗)、和田ラヂヲ先生のイラストのほか、浅田政志さんの梅干しを使った写真作 品、フードディレクター・山田英季さんの梅干しを用いたレシピ(ああっ、のきなみ見逃してる・・・汗)、和菓子屋「日菓」さんの梅干しを想像させる和菓子(白い上菓子にウメボシの色素で小さくキスマーク!)も登場。

 入り口には、全国各地から集められた100粒の梅干しがずらり! 色味がうすいものから濃いものまで、ふっくら度合いなど製法によってまったく違う梅干しの表情を、爽やかな芳香とともにじっくり楽しめる・・・のに。

 こちらも写真を撮っただけでだけでスルーしてしまっている(汗) おいおい、何しに行ったんだ、私? 「ウメ星デンカ」の複製原画を見て、懐かしすぎてテンションあがりすぎたのかも? 

 そんな風に、著名人による"梅干し"がさまざまな角度から楽しめる。「梅干し展」の王道として、紀州産や茨城産など、25種類の梅干しの販売もあり、試食用の梅干しもあるので、なんとなくピンと来た「七折りの小梅干し」にトライする。愛媛県砥部町七折地区で、100年前より栽培されている小振りの梅だ。

 うん! 即座に購入決定。これだけで、ゴハンが食べられる! 酸味も爽やかで旨味もあり塩辛くない。理想的な梅干しだ。

 ほかに、さんざん悩んだあげくウメジャム、そしておにぎりinキムチ&梅干し!!をお買い上げ。キムチと梅干しかあ・・・大冒険じゃなか・・・と思いきや。

 帰宅後すぐ、キムチ&梅干し(しつこいようだけど、別々でなくミックス)のおにぎりをパクリ。

 いやー、買った時には「大冒険ですよね〜(笑)」とかしゃべってて、このイベントを企画した売り手のおにーさんも「どちらかといえば、キムチの味が勝ってます」とかおっしゃってたけど、いやいや、おいしいのなんの!

 キムチの発酵食品としての酸っぱさと梅干しの熟成された酸っぱさがブレンドされて、熟れた甘味を醸していた。もうひとつ買えばよかった! キワモノでもイロモノでもネタなくて、キムチと梅干しのコラボおにぎり、実に美味しかったです。

 で、迷いに迷ったあげく買った「ウメジャム」なのだが。ひとくち食べてみて「シッパイした!」と大後悔した。いや、まずいのではない、とても美味しかったのだ。

 でもジャムにしては水分が多いこともあり、開封して保存できるのは短期間と思われる。この爽やかに広がる酸味は、暑い夏場に味わえば、どんなにうっとりできるだろうか、と想像したからだ。未開封なら10月まで大丈夫だったから、開封するのは暑くなってからにすべきだった。

 そうそう、梅干し展のレジのステキなオネエさんにも、このバッグは「かわいいですねえ〜!!」と受けまくってました。

 

 そんな梅三昧の帰りだけど、電車から窓越しに見た、JR大津駅の桜も見事だった。雨の桜は風情のある美しさがあって、好き。

 下は大津のではないけれど、地元のお気に入りの場所の桜さん↓