釣られて寄り道
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京阪三条から京阪七条まで移動し、京博に向かう。
あとちょっとで京博、というところで、慶応元年(1865年)創業という京菓子の「甘春堂」の店先に陳列されたお菓子に釣られてしまった。
というのも。
あの「風神雷神」を象ったお干菓子があったのだ!
本店に入るのは初めてだけど、躊躇無く。老舗にしてはオープンな店構えだし、お店の方も上品ながらフランクにお菓子についての説明や、以前のお客さんの声などを聴かせてくださった。
なんでも今年はオール京都で、「淋派400年」を盛り上げようという企画が目白押しで、「甘春堂」さんは、「風神雷神」干菓子をオリジナルで作られたという。
この近くには「養源院」もある、。小さいながらも、「血天井」と宗達が杉戸に描いた白象で有名なお寺だ。その白象の絵柄のお干菓子や煎餅もあった。ううむ、やるな。名前は甘春堂だが、甘くみてはいけない。
風神雷神のお干菓子を買って帰り、有頂天でKちゃんにみせた。
どうです、このクオリティ!
「うん、おもろいな。・・・そやけど、ちょっとコワいな」と、相変わらずの小心者コメントだった。
でもたしかに顔単体でみたら、『デスノート』の死神たちに似てなくもないかも・・・(汗) たしかに「神つながり」ではあるけど。