ふたたび唐招提寺への道
店を出ると雨が降っていたので、傘をさしつつ歩く。
マンホールは鹿とナラノヤエザクラの模様。
普通の家の玄関先には、一対の鳩の瓦。
この道筋には、りっぱな門構えの普通のおうちが軒を連ねてました。いやどかんどかんと建っていたので、軒は連なってなかったかな。
何度も細い道を曲がったが、要所要所に雨合羽を着たガイドのおじさん(おじいさん?)が案内してくださったので、迷う事なく到着できた。
唐招提寺の土塀にたどり着きました。
これは、できたてのサラピンですね!
この部分の瓦は古いです。
多くの苦難の末、遥か唐より戒律を伝えるため日本を訪れた鑑真大和上は、東大寺で5年を過ごした後、新田部(にたべ)親王の旧宅地(現在の奈良市五条町)を下賜されて、天平宝字3年(759)に戒律を学ぶ人たちのための修行の道場を開いた。
「唐律招提」と名付けられ鑑真和上の私寺として始まった当初は、講堂や新田部親王の旧宅を改造した経蔵、宝蔵などがあったそうだ。南大門は、1960年に天平様式で再建されたもの。
風情を添える萩の花。
雨に揺れて美しい。
門を見上げる。孝謙天皇の御宸筆の勅額だそうだ。でも複製。実物は講堂内にある。額もないシンプルさが素敵。
「奈良」にかかる枕詞、「青丹よし」の丹の色(朱色)が。チケットを買う列に並び、退屈しのぎにキョロキョロ。
南大門の内側からも一枚↓