金堂に感動。
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一目見るなり、わああ〜!奈良のお寺〜!天平建築〜!と大感動。れんくみさんと声を揃えて感嘆の連続。
この迫力ったら! 来て良かった!!
大屋根を飾る鴟尾(しび)が、シンプルなのに絶妙なポイントになり、インパクト抜群。
灯籠も傾斜した松があるのも、うっとりするくらいバランスが取れている。天平の風が吹いている。
古代ギリシャのエンタシスを思わせる「まろきはしら」。
鑑真について日本に来た安如宝(にょほう)が鑑真の意思を継いで 伽藍を建てた。
彼は西域の出身らしい。アレキサンダー大王が西域を支配したので西域にもギリシャ文明が伝わっていたのだ。如宝はギリシャ建築も知っていたのだろう。
金堂の正面の柱の数は8本あり、アテネのパンテオン神殿と同じらしい。
奈良は、「シルクロードの終着点」とも言われている。
NHK出版の『国宝への旅』第5巻の「唐招提寺」金堂の写真より。
中には中央にご本尊の盧遮那仏(るしゃなぶつ)、手前が薬師如来、奥に千手観音像の三尊。
一番人気の千手観音立像。
金堂を裏側から見たところ。
水を流す水盤のヘリに、
平和の使者がやって来た。バックには、ピースサインの木。