葛川かや葺の家
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
少しだけバス移動して、次の目的地に到着。
茅葺きの家もいいけれど、周りの風景やアプローチも清々しく、よく手入れがされている。
青紅葉もきれい。
「葛川かや葺の家」は、茅葺きの民家を移築して、この地域で用いられていた生活用具が展示されている。
茅葺きもしっかり見ておこう。
軒も。
懐かしい雨戸のついた濡れ縁も。
玄関口には所狭しと山仕事、畑仕事の道具がびっしりと。
上がり込んだ部屋の入口の上には、錫杖を収納する場所が確保されている。
次の間は囲炉裏があり、現役なれど煙がもうもうと(汗)
「おくどさん」も煙に包まれて(汗)
囲炉裏の上はこんなかんじ。高級品・煤竹が燻されている。
上品な庭園もあります。
屋根越しに外を見れば、山と樹々。川を挟んだ集落は、おとぎの国のよう。
人間って自然のなかでは本当にちっぽけな存在なんだということを、ポジティブに受け入れられる風景。
なつかしいものも見られて、しばし子ども時代の心にタイムスリップできた。さらば茅葺きの家さん。どうぞお達者で。