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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

まだまだ歩く。

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飾りの瓦は、たぶん前の家のを使っているらしく、お洒落で品がある。

 新しい家だけど、こんな竹と土の窓が!

 上品なのにユーモラスな、私好みの意匠。なんだかおめでたい。

 炎天下でなく、ちょうどいい具合に曇っていたので、大助かり。晴れていたら途中でバテていたかも(汗)

 石の向きを互い違いにナナメに配した石垣が目を惹く。

 橋を見るとなぜかグッとくる。いろんな想い出が甦る。

 テレビの時代劇では橋の上から飛び降りようとする若者に遭遇する率が高いが、子どもの頃は、仮面ライダーになぎ倒されて、かなりの高さから落ちるショッカー戦闘員を毎週みて「大変やな、戦闘員って」と感慨深く思ったものだ。職業に貴賤はないというけれど、なりたくない職業ナンバー1は「ショッカー戦闘員」だった。 

 そのずっと後に、転職マガジンのネタにショッカー戦闘員が抜擢されることになる。きっと当時の子どもたちの脳内トラウマとして、「ショッカー戦闘員=過酷な仕事→転職したい!だろうな」という図式が、知らず知らずのうちに植え付けられていたのだろう。

 当時の子どもたちに仮面ライダーは大人気だったが、むしろ注目されたのは、ショッカーの怪人や戦闘員なのかもしれない。

 旧逸見勘兵衛家は、伊藤忠商事2代目社長、伊藤竹之助の生家。町指定文化財。3年かけて改築されたそうだが、内部は熊川のモデルハウスをうたっているだけあり、あっと驚く現代風なのだそうだ。土日祝日は見学が可能らしい。

 虫籠窓のついた町家。屋根に波立つ瓦があり、独特。

 こちらは黒い壁の虫籠窓。黒い壁もいい。

 蔵を改造したカフェ。お店の名前は「くまのこ」。こちらにも波立つ瓦がある。改築された屋根に入れる、新しい火事よけなのかも。