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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

路地、神社、かわと。

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 昔の立派な小学校、もしくは役場のような建物っぽいと思ったら、やはり昭和初期に建てられた熊川村役場だったもの。

 現在は歴史資料館となり、「宿場館」(若狭鯖街道資料館)と呼ばれている。こちらも前を通るだけ。 

 国選定の重要伝統的建造物群保存地区を示す看板。

 蔵の横手に細い路地がある。

 まっすぐに突っ切った路地は「長屋道」。奥には町奉行手配下の足軽長屋があったため、この名前になったとか。

 家の前には「かわと」が流れている。水のある風景は、文字通り潤いがある。

 古い「たばこ屋」の看板が下がるお土産屋さん。店主はおばあちゃん。

 廃屋や修繕必要なおうちが多い中、立派に改築された建物。

 白石神社は、熊川地区の氏神様。神代の時代の神様から白髭明神、小浜藩主や山の神までが合祀されているらしい。

 注連縄は合成繊維の高額商品。「洗えば何度でも使えます」とのこと。

 ウチの地元では注連縄どころか、毎年複雑な形態を持つ「勧請縄」まで、藁や枝物を使って12月中かかって作ってらっしゃる。全国的にも本物の藁で毎年作る事自体、珍しくなって来ているらしい。・・・と、市井の勧請縄研究者の先生がおっしゃっていた。高齢集落ではなく、あとに続く人がいるからできることなのだろう。(あと、先祖代々からの、しきたりや伝統にこだわる地域性があるからかも)

 紫陽花のあまりの美しさに、皆、足を止める。いくつかの花色の株をまとめて植えられたのが、功を奏しているのだ。

 紫陽花と「かわと」は、よく似合う。