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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

広島県まで遠征。

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 9月4日は青春18キップをフル活用し、朝の8時に出発し夜の8時に帰宅という「乗り鉄」祭。

 岡山寄りではあるけど、広島までひとあし入れた長旅。目的地は広島の本屋さん「萬生堂」だ。10年以上にわたるネット上のお付き合いの重政さんが店長のお店なのだ。お会いするのは今回が初めてになる。だって、遠いもんね。

 でも青春18キップだけで日帰りできない距離でもないことが、今回発覚した。夕方に帰宅する計画をたてるいつもよりは、はるかに時間オーバーするが、今回は朝の8時に電車に乗り込み、夜の20時に帰着という全行程を12時間でクリアできる。

 しかし、なんらかのアクシデント(乗り換えに失敗する、事故で電車が遅れる)があれば、その時点でリタイア覚悟のタイトな旅。ギリギリトリップだ。

 ちょっと早めの電車に飛び乗れたので、新快速で2時間かかって西明石まで。

 この駅で下車するのは初めて。

 乗り換えて姫路まで。姫路では何度か下車したこともあるし、ずっとまえに「姫路セントラルパーク」にも家族で出かけたが、あんまりいい想い出は無い(汗)

 姫路からの電車は平日の10時というのに、混み合っている。どうも青春18キップのグループ旅行の年配者と若者が、倉敷や四国に向かっているらしいのだ。ということで岡山まで彼らと同行することになる。

 岡山の前に相生で乗り換え。相生を過ぎると山また山、丘また丘。ときたま山のスキマ!を通り抜けて行き、スリリングな風景を堪能する。

 しかし、岡山駅ではもっとスリリングな事態が待ち受けていた。

 乗り換え時間が3分しかないというのに、ホームは遥か向こうなので、階段をかけあがらなくてはならない。それは覚悟していたのだが、電車のドアから階段までが遠い遠い!

 しかも該当するホームに電車が止まっていない(焦)、というのはフェイントで、階段を回り込んだ、それもまた遠くの場所に、いまにも発車しそうな気配を漂わせながら停車していた。

 岡山駅、なにをしやがるっ!!と心臓をバクバクさせながら電車に駆け込んだ。ギリギリセーフだったよ。バクバク。心臓もセーフだったかもしれない、いやほんとに。

 岡山駅は乗り換え時間に余裕を持たせるか、電車の停車位置を考慮するか、どっちが配慮しておくように! プンプン。

 岡山駅からの電車は、山陽本線を経て伯備線に入る。車中で軽いランチ。清音という駅で下車し、行きのJRのキップはここまでとなる。清音駅井原鉄道に乗り換えるからだ。時間は12時を少し回っている。乗り換え時間は7分あるので、余裕。乗客も座席に半分以下なので、ゆったりだ。ここからは別に料金が必要になるものの、ローカル鉄道の旅の始まりでもある。お天気もいいし、車窓の風景が楽しみだ。