環翠庵
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「環翠庵」外観。素人目には、普通の茶亭にみえる。
お茶席でよく見かける石。
これは「関守石」というそうだ。「ここから先は入らないように」という印らしい。
小さな茶室への入口、「にじり口」の前から、振り返ってみた風景。
非公開らしい内部も、この際だし、にじり口から拝見。
「二畳台目」という間取りの茶室。
手前の二畳の畳が客座、奥にある少し短い畳が台目畳と呼ばれるもので、この構成が「二畳台目」という。床柱、へうげてませんか?
中は暗いけど天窓もついているし、簾と障子をあければ、光が差し込んで来るかも。
床の間の竹の花入れも、薮内家らしくちょっと「へうげ」?
手を浄める「つくばい」には近づけないが、
ふかふかで美しい緑の絨毯や
澄み切った水の流れを見つつ、環翠庵を後にする。