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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

雨の中、「橡(とち)の木茶屋」へ。

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宝積寺の途中から、雨が本降りになりだした。晴れ男・晴れ女の押さえもここまでだった。天気予報どおりでもある。

 次の大山崎山荘まで、最初は下り坂が続くが山道らしいあやうい足元なので、膝が万全ではない私には下りなりの辛さも。下りがあると思えば、次は登りに転じたりして、一難去ってまた一難だ。

 しかし大山崎山荘のゲートを入れば、登りながらも、きれいでなだらかな坂道となる。山荘の維持管理もさることながら、広大な庭園のメンテナンスも気になる所。

 大山崎山荘には、美術館になっている本館以外にも、ふだんは非公開ながらお茶室がふたつある。ひとつは橡の木茶屋、もうひとつは彩月庵だ。

 途中のレストハウス(旧車庫)にて、一旦トイレ休憩。

 これが「橡の木茶屋」。ログハウス風で、とてもお茶室には見えない(汗)

 椅子に座ってお茶を楽しむ、立礼の茶室なのである。

 んんん〜。アーリーアメリカンなお茶室なのだが、一歩中に入ると・・・。

 そこには和の世界が。

 天井と照明は、和以外のなにものでもない。

 床には丸太の断面が! 縦に丸太が埋め込まれているのだ。

 扉も鉈彫りっぽく素朴だが、木目を生かした装飾。

 周囲の障子を開け放つと、見事な紅葉の枝葉が目に飛び込む。

 自然木を用いた床柱。

 作り付けのベンチかと思いきや、床の間だった(汗)

 同じ作り付けで縁側のようなものも。竹の意匠がおしゃれ。

 かと思えば、木の一枚板で作られたステキなテーブルと椅子も。

 紅葉のバックのコンクリートが惜しい。

 非公開の物件だけど、ここには入ったことがあるのを思い出した。たまたま家族で来た時、ここで中国茶のワークショップをされていたのに参加したことがあったのだ。イベント時には、使わせていただけるのだろう。