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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

『妖精奇譚』

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

探検の殿堂で記念されている西堀榮三郎さんは、20世紀探検界のリーダーだったそうだ。

 彼の地球の果てへの地理的探検は、南極から世界の屋根、ヒマラヤの高峰にまで足跡を残しており、探検界のリーダーでした。そればかりか、科学者・技術者として自ら製造にも携わり、品質管理、原子力、海洋と、いずれの分野においても探検的精神を貫ぬき、教育者・哲学者でもあったと評価されています。(「探検の殿堂HP」より)

 でも今回の目的はこれ。「妖精奇譚」展。

 

 この建物の前にあった木の洞には、

 小さな木の扉が立てかけてあった。戸外からすでに、妖精の世界は用意されていたのだ。

 雪を踏みしめる足跡がついた壁と、ペンギンに出迎えられながら入場。ちなみにチラシ持参の方は、無料で入場できる。湖東図書館でも複数の人が、「チラシ、持ってはりますか?」と親切に教えてくださったが、むろん、私にぬかりはない(笑)

 妖精の展示は2Fで、ちょっとメタリックでカッコいいエレベーターに乗ってみた。

 期間中、各種妖精関連のワークショップ(妖精の扉、妖精の羽、妖精の冠などを作成)もあるので、子どもたちが作った作品も展示されている。展示期間に増殖していくというのも面白い。

 イラストレーターだから当然イラスト作品もあるのだけど、手芸作品も器用にこなす、盟友れんくみさんのコーナーはさすが。心を込めた緻密で丁寧な仕事ぶりながらも、肩のチカラは抜けてホノボノしているという絶妙な作品たちは、山帰来(さんきらい)の枝でレイアウトされ、まとまりのある世界が出来上がっていた。

 木製のさまざまな「妖精の扉」を見ていると、なんだか自分でも作ってみたくなって来る。でも扉をあけてのぞいたら、ヘビが舌をペロリン・・・という可能性がなくもない我家ではキケンかも。なにしろ、以前、娘が「巣箱」を作って枝の股に置いていたら、ヘビが住処にしていたという前科が(汗)

 『妖精奇譚』は12月23日まで。