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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

新八日市駅

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2年ちかくも八日市図書館で勤務したのに、一度も利用したことの無い「新八日市駅」にも立ち寄る。いつでもいけるからとたかを括っていたら、いつのまにかなくなっている、という悲劇を回避する為だ。もう随分「行きたい」と思っていた場所で、何度も何度も素通りしたが、やっと思いを果たすことが出来た。

 鉄道番組には、「味わいのある駅舎」として、ときたまテレビや雑誌などで拝見することがある場所。ここだけではなく、滋賀県には江戸時代から明治、大正、昭和の初めまで対応出来るロケーションが各地にある。朝ドラ「あさが来た」だって、近江八幡の八幡堀が早々に登場している(あさの姉・はつが船に乗ってお嫁に行くシーン)。

「琵琶湖」だけではない、撮影場所にうってつけの地でもあるのだ。「琵琶湖」だってその広さを活かし、ときには「海」という設定でロケに使われているみたいだし。

 そんな「味わいのある駅舎」の外観はこんな風だ↓

 角にアールを取ったコンクリートの階段を上がる。

 

 自販機が浮いて見える(汗)

 一気に時をかけて過去に遡る。

 懐かしい、長い長い木のベンチ。

 木製の改札。

 段のある狭いホーム。

 レトロでシンプルな広告看板。

 ホームには赤い「初詣 太郎坊宮」の幟が、はためいていた。

 しっかりと駅舎の空気を味わって、帰途につく。

 長年の悲願を果たすことのできた寄り道だった。