帰って来たKちゃん
昨夕、やっとKちゃんが東京から帰って来た。複数の2次面接をこなし、「下北沢ぶらぶら」を楽しみ、17時すぎに帰って、家でゴハンを食べて、18時過ぎにはバイトに出かけるというハードさ。そのうえ明日はゼミ発表らしい。
そのゼミ発表の準備をホテルでするため、東京へは参考文献数冊にノートパソコン持参で、見た目ちょっとした家出少女だ。なのに伊勢志摩サミットの警備のためロッカーが使えず、大荷物で東京を徘徊したらしい。
おまけに1日目の夜には地震が起こったので、念のためエレベーターを使わずにどんなに高い階でも階段利用したので、ますます大変だったそうだ。ここまでくれば、ほぼ体力勝負の競技のよう。
初日の大きめの地震には、さすがにひどく動揺したらしい。「でも家に電話したら負けや」と意地でも連絡しなかったとか(おいおい、「負け」って・・・汗)。
しかし「これではあかん! リラックスせな!」と思い直し、翌日に映画「HK 変態仮面」(パート2だと思われる)を見に行ったとか(別の意味でヲイヲイ!!)。「HK」は福田雄一監督のコメディ怪作だ。
朝ドラ「花子とアン」で、花子の上品で知的で優しい理想の夫役の鈴木亮平が、まさかの「HK」の主役。以前、彼女がレンタルした「HK」を、彼女と一緒に見た私は、そのギャップに先ず驚いた。一般向けの劇場や映像でヘンタイを演らせたら日本一と思われる池田成志も見どころ。
彼女の思惑どおり映画館を出る頃には、すっかり平常心になっていたとか。しかし若干21歳で自分のコントロール方法を熟知しているとは・・・(汗)
せっかくの東京なので、今回はシモキタに行ってお芝居見よう!と勇んで出ては来たものの、あまり食指が動かない出し物だったので、お芝居はあきらめ、ぶらぶら歩きに変更。でも若い女子らしく、下北沢の雑貨屋さんでトキメキ、古着や小物(かわいい中にも、ひとヒネリもひとクセもあるのがいい)を買ってきたと喜んでいるフツーな女子の顔も持つのだ。
そんなこんなを、ゴハンを食べるのを含めての1時間の間に、しゃべるわしゃべるわ。PC画面を見つめて仕事をする一般OLの仕事は、ゼッタイ無理!というのもわかる。ひととしゃべる仕事でないと、やってられへんやろな、彼女は。
そういえば以前、「筆記はあんまりできひんかったけど、大喜利は一番やったという自信あるねん」って言っていたことがあったっけ。しかし、対面試験が大喜利って!?
ひさしぶりに会うと、いかに彼女から刺激をもらって大笑いしているかを痛感する。Kちゃんが家を出た時、ボケんようにせんと。いまから娘不在でも刺激的な日々が送れるよう、対策を考えておかねば。