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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

「湖北の観音めぐり」へ!

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

行くか、行かざるべきか、それが問題だ。とさんざん悩んだ今年の読書会の文学散歩。メニューは「湖北の観音めぐり」だから、申し分ない。大変魅力的な内容だ。

 問題は8時集合、18時解散という時間。H氏と共に家を出て、H氏の帰りにはもしかすると間に合わないタイトなスケジュールなのだ。もちろんH氏はなんとも思わないだろうが、自分の中でひっかかっていたのだ。前回や前々回ほどには、正直「ぜひとも!」という気持ちがなかったからだろうとも思う。

 でも何かで読んだ記憶がある「医王寺」には、行ってみたい気持ちがあった。どこがいいのかは、すっかり忘れてしまったが、「医王寺」という名前だけは、なぜか覚えていたのだ。山口百恵さんの「いい日旅立ち」のように、「私を待ってる人(ほとけさま)がいる〜♪」という勘なのかもしれない。ちなみにH氏は私のことを「勘とラッキーだけで生きている」と評している。(そしてある意味、それは当たっている・汗)

 しかし、「よし、行くぞ!」と決意したときには、すでに締め切り日を過ぎていた(大汗!)

 おやおやおや!! 

 悩んだり考えたり、日頃し慣れないことをするからこんなことに・・・と思いつつ、おそるおそる担当のOさんに、参加可能かどうか電話してみた。するとまだ席があるので大丈夫とのこと。

 ラッキー! H氏の紙魚子評は、こりゃまたバッチリ当たっていたのである。

 

 結果をいえば、お天気だけをとっても最高の行楽日和だったし、いままで思いもしなかった観音さまを巡る旅になったのだ。一人で、またはH氏とふたりで行ったとしても、発見できなかっただろう奥琵琶湖の旅だったのだ。あるいは観光会社の湖北の観音ツアーに参加してさえも、味わえなかったかもしれない、なんとも得難い旅になった。読書会の文学散歩は不思議な醍醐味を味わえる旅なのかもしれない。

 まず集合時間に遅れないか心配していたけど、道中渋滞もせず、すいすいと来られたおかげで、余裕で集合場所のホテルのロビーに到着。受付を済ませ、マイクロバスに乗り、同じグループの方と同席させていただく。近江八幡のヨシの美しい西の湖を通り、琵琶湖岸を一路走る。

 

 風が強いので、琵琶湖には白波が立っているけれど、まぶしいほどのお天気だ。バスの中でお世話係の方から、今日のスケジュールと、行く場所の説明をしていただけたので、しっかりと頭に入れることが出来、あとあと現地でとても役にたった。

 彦根、長浜を通り過ぎ、1時間30分もかからずに、すいすいとバスは高月に到着。観音めぐりのスタートである。