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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

森下仁丹

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 今日は家事に邁進していて、とりたてて書くことも無いので、写真でお茶を濁そうかと(笑)iPhotoを開いてみた。

 なにげなく過去の写真へと遡るうち、8月にH氏と京都にいったときの写真を詳細に観る。H氏が発見した古い「町名板」は、「仁丹」の広告付きだったので彼が面白がって撮ったものだ。

 ちょっと気になってウィキペディアで調べてみたら、ちゃんと知りたいことが書かれていた。

 明治・大正期に大阪や東京の上野・浅草に広告塔を設置するなど、広告展開を幅広く行った商品としても知られる。当時は非常に珍しい存在であった飛行機で空からビラを撒いたり、上野の広告塔では掲げられた仁丹の二文字に電球を配して夜でもわかるようにするなど、パブリシティを重視し、その広告宣伝手法は当時から話題を呼んでいた。

 また京都市内の街中に戦前に貼られた広告は町名板板を兼ねていたものであり、現在でも戦火を免れて至るところに残っている。他にもJR西日本沿線の滋賀県内や広島県内の各地では、1960年代から1970年代頃までに貼られたと思しき仁丹のホーロー看板が貼り巡らされた建物も存在する。

 気がつかなかっただけで町名板を兼ねた広告は、京都の「至る所に」残っているものらしい。それどころか戦後のものではあるが、滋賀県にも仁丹のホーロー看板ってあるんだ! 全然気がついてないなー。ボンカレーキンチョールはよく見るんだけど。あと、ナショナルとか。

 今後は、おでかけのときに「仁丹」の商標付きホーロー看板のチェックも忘れないようにしなきゃ。