琵琶湖周航の歌
きのうKちゃんを塾に送る時、カーラジオから『琵琶湖周航の歌』が流れて来た。森繁久彌とか加藤登紀子とかが歌っていたスローなご当地ソングである。滋賀県の人間なら、一度は学校などで歌ったことがあるはずだ。否応無く。以下が1番の歌詞である。(高島市のHPより引用しました)
琵琶湖周航の歌
作詞 小口 太郎
原曲 吉田 千秋
1 われは湖の子 さすらいの
旅にしあれば しみじみと
のぼる狭霧や さざなみの
志賀の都よ いざさらば
「おかーさんなー、この歌、あかんねん。起伏が無いし、つまんないし、でもスローテンポやから、なかなか終わらへんねんな」と滋賀県人にあるまじき発言をした。
これにKちゃんは、激しく同意してくれたのである。
「ウチもやねん! 暗いし、うっとうしいし、遅いし、イライラすんねんな。でも沖縄へ修学旅行にいったとき、これ交流会で歌わなあかんかってんな〜」
「滋賀県の人たちが他府県に行ったらご披露する歌やもんな」
「ほやしな、ウチ、『琵琶湖周航の歌』を歌うことに決まったとき、ヒップホップにアレンジして歌ったらって、提案したねん!
♪わっれっは うぅみのっこ、さっす〜うぅら〜ぁいのっ♪ Hey!
たっび〜にっしい〜あれっば しっみ〜じいみとっ♪ Hey,Hey!!
ほらな、こっちの方が絶対、ええやんなー?」
「ものすごファンキー!!」(しばし爆笑)
結局この提案は「原曲の味わいを損ねるので」という、クラスメイトのつまんない正論によって阻止されたしまったのではあったが。
Kちゃんが確実にH氏のDNAを受けついていることを、改めて確信した日であった。