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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

とっておきエヴァーグリーン

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 いつも通勤途中に通る八日市のアーケード商店街に、若い人たちが集うような居酒屋らしきものがオープンした。オープン祝いの花が店の前にずらりと並んだ。

 朝の静まった商店街で、そのお店の前でお祝いの生花のかずかずを眺めてみたら、ちょっと毛色の変わったものが一点ある。薔薇やカサブランカの百合などの華麗な花に混じって、ビニールポットの小さなパセリが、入口付近の特等席に置いてあるではないか! ちゃんと送り主の名前も書いてある。「あきらくん・ようこちゃん」だ。

 日にちが経つと、どんなに豪華な薔薇も百合も、少しずつしおれていく。けれどパセリは、いつでもビニールポットの中で元気に緑色だ。よく考えてみると、お店は食べ物屋さんなので、このまますくすく育てば、少しずつつまんでお料理にだって使えるのだ。

 実によく考えられた「お祝い」である。あきらくんとようこちゃんの気のきいた、心からのプレゼントを通勤途中に眺めながら、気分良く職場に向かう事のできる今日この頃である。