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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

本日のエキサイト

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 BGMの流れる職場である。

 クリスマスからこっちは、ときどき「栗コーダーカルテット」のCDが心地よく静かに流れている。ちょっとお茶目で邪魔にならないゆるくて細い音色は、なかなか図書館にマッチしていると思う。

 「栗コーダーカルテット」といってもピンとこない方も多いかもしれない。

 でも、多くの方が耳にしているはずである。

 NHKの「ピタゴラスイッチ」のリコーダー曲であり、映画「盲導犬クイールの一生」のBGMである。テレビでよくBGMに使われるのが「帝国のテーマ(ダースベーダーのテーマ)」だ。「帝国のテーマ」についてはウィキペディアにこんな記述がある。

2005年、オムニバスアルバム『ウクレレ・フォース』に参加した際に発表した「帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)」(元は『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』のサントラ)が、ラジオやネット上で「やる気のないダースベイダーのテーマ」と称され、スター・ウォーズの壮大なイメージとリコーダー(正確には「アンデス25」)の柔らかい音感の脱力感とのミスマッチが人気をよぶ。しかし本人たちは、ライブでこの曲をはじめて演奏した際、どうして観客がゲラゲラ笑っているのか、まったくわからなかったと後述している。以後ウルトラセブンやロッキーのテーマ曲などをカバー。

いや、これはあたりまえに笑うって!

 今日は書庫の配架当番だったので、あらかじめしっかりカーディガンを着込んで、冷え冷えの書庫にこもって一人で配架作業をしているとき、栗コーダーカルテットの初めて聴く曲が流れて来た。というか栗コーダーカルテットで聴くのは初めてだが、私にとっては懐かしの曲「カントリーロード」、もしくは「故郷に帰りたい」である。中学生の頃、英語で歌えるようカタカナを振って覚えたりもしたっけ。冷え冷えとした書庫に、冴え冴えとリコーダーの音色が心地よく響く。ついで、例の「ダースベーダーのテーマ」が続いた。

 問題は次だ。えらく聞き覚えのある愉快なメロディが流れて来た。

「あれ? これ、知ってる! わーなつかしー! しかもところどころなら、歌える!」 40年以上前の幼稚園の頃に見た、円谷特技プロダクション・東宝製作の特撮テレビドラマ、『快獣ブースカ』のテーマソングだったのだ。もしかしたら、私が最初にハマったテレビ番組かもしれない(笑) 

おかげで、ひとり書庫でエキサイトしてしまった。

 『快獣ブースカ』、懐かしすぎる〜! フィギュアとかあって見かけたら、きっと買ってしまう! 『快獣ブースカ』のフラッシュバックしたインパクトで、しばらくはがっかりしたときには、頭の中でブースカ語の嘆きの言葉、「シオシオのパー」ってつぶやいてしまいそう。

*『快獣ブースカ』は栗コーダーカルテットの『15周年ベスト』に収録されています。

ジェネオンユニバーサルエンタテインメント/GNCL-1218(初回限定盤 DVD付) GNCL-1219(通常盤) 2009.10.07