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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

害虫大戦争

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 悪夢のような熱中症で寝込んでいた日々は、当然のように畑には出向いていない。

 すこし具合が良くなった月曜日に、ハウスのキャベツを見に行った。日に三度モンシロチョウの卵と青虫駆除(完全手作業!)をおこなっていた、手塩にかけていた二株の、我が子同様のキャベツである。

 結果は丸まるとした青虫たちが跋扈し、やっと球になったばかりのキャベツの、守りの要である外側の葉っぱが葉脈だけを残しているという、無惨な姿を見たのだった。

 これは、病み上がりの身にはショックが大きすぎた。崖っぷちから背中を押されたようなものである。野菜を育成する気力が「再起不能」レベルにまで、針が振り切ったのだった。手塩にかけたキャベツたちが、理科室の人体模型のような姿になっているのである。H氏はみかねてキャベツたちを「ラクに」するべく引き抜いた。

 あんなに手塩にかけていたのに。やっと球状になってきたのに。

 それ以来、私は復讐の鬼と化した。しかしもうキャベツはないので、テキはテントウムシダマシ(ニジュウホシテントウ)とカメムシ集団だ。おまけに里芋の葉っぱにも、別口の卵と芋虫たちが〜!! 

 ということで、日々汗にまみれて、あの手この手で虫たちとの戦いを続けている。ときには「葉っぱ一枚取り去った方がまし!」という状況すらある絶望的な戦いだ。

 というわけで、困難な状況ほど燃え上がる私の虫どもへの復讐心は、真夏日よりもアツいため、もうすっかり元気である。暑さよりも虫ども憎し!なのだ。 虫けらどもよ、首を洗ってまっておれ!