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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

ドクダミ登場。

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 なんと7月1日である。3ヶ月専業主婦生活を送ったことになる。

 3ヶ月経って思うことは、「家事に終わりなし」。

 なんかもうすることが、後から後から湧いてきて、という感じ。目をつぶればやりすごせるけれど、あれもこれもと手を出すと、えらいことになる世界だ。

 うちの場合、畑があるからよけいにかもしれないけど、なくたってベランダガーデニングとか、編みものとかパッチワークとか、お菓子作りとか、一体いつ寝てるの?という女性だっているのだ。

 せっかく専業主婦になったのだから、いままで出来なかったことをいっぱいしてみたい、と思い立って6月の半ばにふと「ドクダミ化粧品」をつくった。考えてみれば、スキンケアという概念を真剣に考えたのは初めてかもしれない。

 それ以前の5月に、格安スーパーのレジ近くで、「かおりちゃんのお茶石鹸」というのを、なんとなく買ってしまったのだ。600円くらいかな。それが非常に爽快な洗い上がりだったので、つい調子にのってしまったのだ。それにドクダミの花の咲く時期がつくりどきらしいので、たいへんタイムリー。神の配剤かも。

 ネットで調べた一番簡単なドクダミ化粧品の作り方は、

ドクダミを根本から採取。

ドクダミの葉を茎から取り、丁寧に洗う。

水気を切ってから、きれいな瓶に生のドクダミの葉をいっぱい入れ、次いでアルコール度数35度以上のホワイトリカー(焼酎)を注ぐ。

そのまま3ヶ月冷蔵庫に保管する。

 いや、酒と葉の割合とかは、もっとキチンと書いていた。そこはスルーしてしまった。いつものテキトーだ。ほかにも実は間違えてしまったこともあるのだけど、まあいいや。売る訳じゃないし。自分が使うだけだもん。

 しかも、もったいないからといって、ドクダミ茎化粧品とドクダミ花化粧品もついでにつくってみた。花は1年寝かさなければならないらしい。茎はオリジナル。というか、実は捨てる部分。

 でも3ヶ月も待ったら、夏が終わっちゃう。この強い紫外線の時期に試してみたい。ということで、なんとも神をも恐れぬ仕業だが、翌日から使い始めた。オリジナルの茎&ホワイトリカー&オリーブオイル。もちろん茎のエキスなんてまだ出ていないのは百も承知だ。

 アルコールはひんやりして、かなりいい感じだ。ドクダミ抜きにしても、もちもちする。ドクダミ化粧品はシミぬきや美白効果があるらしいけれど、ホワイトリカー効果だけでも、あきらかに違う。

 とはいえ私は基礎化粧品さえ長年使っていないので、突如刺激を与えられ、肌が驚いただけかもしれない。だれにでも効く、と自信をもっておすすめできないのが残念だ。それでもマイナスになることは無いので、興味のある方はトライされてもいいかもしれない。 

 ドクダミ化粧品を作り終えた翌日、新聞を読んでいたら、以前新聞に投稿された文章に「ドクダミ化粧品づくり」の話題があって、それに対する反響が大きかったため、あらためて記者さんがドクダミ化粧品をテーマ記事にしてらした。おお、知らないうちに、私は世間とシンクロしていたらしい。

 50から始めるスキンケア。というか専業主婦になって、やっと目覚める女子力。「女子力」に目を向けるだけの余力も興味も、いままで如何に自分になかったかを、実はたったいま思い知り、呆然としているところ。