白鳥路は銅像ストリート
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金沢で泊まったのは、『白鳥路ホテル』というアクセス抜群のちいさなホテルだ。
早朝の散歩で、兼六園や金沢城のお堀まわりを歩ける素敵さだ。頑張ればひがし茶屋街や武家屋敷だって行けそうだ。って、お茶屋街は行った。
ホテルの名前にもなっている白鳥路は、金沢城のお堀端の小径である。樹木の茂る木陰のうれしいこの道は、銅像の林立する銅像ストリートでもあった。
まず入口では名前どおり白鳥がお出迎え。
なかほどでは金沢が誇る三文豪が、なかなかのほのぼのトリオを形成している。
左から、室生犀星、泉鏡花、徳田秋聲。泉鏡花先生は、生涯大切にしていた裏干支のお守り、ウサギを抱いていてかわいらしい。
小径の出口付近には、金沢城の城主、前田利家像がある。兜だけ金。散歩中の地元のおじさんの説明によると、「利家は派手好きだったから」長くて金の帽子、いや兜だったらしい。
ところで金沢の歴史や文化が忍ばれる銅像だけではなく、境港の妖怪ロードほどの間隔で、しかも両側に、青年男女の銅像が林立していたのである。
その話は、また。