飛び出し人形日和
で、昨日はみすみす比叡山の麓まで来ていながら引き返したが、収穫がないわけではなかった。仁和寺の老法師が石清水八幡宮の麓まで来て、山頂の本殿を拝まず帰ってきたのとは似て非なることである。単なるタイムアウトだったのだ。
ケーブル乗り場から駐車場まで降りてきたとき、見たことの無い「飛び出し人形」を発見して、思わず小さく叫んでしまった。
有名な「黒いうつろな目」ではない、それ以外の丸い目でもない、四コママンガによくあるケースだ。
これである↓
衝撃的である。危機一髪で九死に一生を得たのか、画面が暗転して天に召されたのか、というくらいデンジャラスでリスキーな飛び出し人形だ。
しかもこの日に見た、衝撃的な飛び出し人形は、これだけではない。さらに見たことの無い目をした飛び出し人形に遭遇した。まさに飛び出し人形日和の一日だったのだ。
これだ↓
珍しい女子。三つ編みに「飛び出し注意」の文字入りキャップをかぶり、紫の地に黄色のドットのパンツで跳躍している。
ミスマッチすぎるファッションセンス。「飛び出し注意」のキャップをかぶりつつ跳躍!!というアンビバレンツ。それだけでも目を疑うのに、それ以上の異常事態が発生しているのだ!
目の中に黒目がふたつもあるのだ! 両目で合計4つの黒目!! これはもはや常人ではない。さっそく「妖怪とびだし娘」と命名する。