日牟礼八幡宮に仰天。
近江八幡市にある左義長祭で有名な、日牟礼八幡宮の由来を調べて、仰天。古い! 古過ぎる!!
西暦131年、第13代成務天皇が現在の日牟禮八幡宮の地に大嶋大神(地主神)を祀ったのが始めとされているというのだ。
131年! 三桁、というだけで充分遠い昔なのに、百の位が1とは!
とはいえ、この伝についての確たる証拠はないみたいなのだが。
次には名前の由来だ。
西暦275年、応神天皇が近江に行幸された際にこの地に御座所が設けられ、その御仮屋跡に日輪の形を2つ見る奇端があり、祠を建てて「日群之社八幡宮」と名付けられたという。
691年には藤原不比等が参拝し、詠んだ和歌に因んで比牟礼社と改められたと伝えられており、このあたりになると、情報も信憑性があるそうだ。
それでも藤原不比等だ! 西暦691年だ! 「鳴くよウグイス平安京」より、100年前なのだ。何気なく行き来していたのに、とんでもない場所だった。心を入れ替えてお参りしなくては。
ということで、近くまで行く機会があったので、改めてお参りした。
これが楼門の全体像↑
右サイド下より↑
この門の彫り物細工が、とにかく凄い。
まるで寒山拾得みたいな、正面右側の装飾↑
龍の彫り物の両サイドに、跳躍する獅子たち。目が緑で大迫力↑
浦島太郎のような、正面左側の装飾。亀に耳って!?
正面頭上には、おきまりの龍↑ って、お決まりなのは龍だけというか。あとのひとたちは、私にとっては、ほぼ謎。
両サイドの柱にも、なんと角度90度ごとに獅子がいて、神社については万全のセキュリティを保持している。
以上は正面からのひとたち。サイドとバックにはまだまだいらっしゃるので、それはまた明日にでもご紹介します。とはいえ正体不明な人たち(私にとっては)なので、画像のみでね。