左甚五郎だった。
そんな、いにしえより脈々と伝わる歴史の厚みを感じる日牟礼八幡宮の楼門のサイドに回ってみる。
正面から向かって左側↓
まず3頭の獅子と目が合う。 ♪う〜〜〜
♪ Wanted!! お茶目な獅子だ↑
獅子たちの間には、相撲の行司みたいなうちわを持ち、小船に乗る翁や↓
松の枝のそばの雲に乗る(?)常人らしからぬ人がいて、ノリノリのピンクライオン・トリオの歌を聞くともなく聞いている(ようにみえる)。松の上にあるサーフィンボードのような「あれ」はなんだろう? とっても気になる↓
その横の楽しげに跳躍する獅子の隣には、りっぱな鞠を抱える獅子が彫り込まれている↓
マタタビを与えられた猫みたいに、舌を垂らす獅子↓ おいおいそっち側の守りは大丈夫か!?
「わしらがいるから大丈夫でごんす」↓ と裏手からの声。
これまた古そうな2体の狛犬は、金網ごしながら、いかめしくも頼りがいがある。バックは手堅い。
狛犬たちの頭上は、こんな風だ↓
巻物を持ち鯉に乗る人がいる。この鯉のテイストは、アランジアランゾの「うお」に似ている。キモ面白い目をしているのだ。
ところで、この楼門の彫り物は、あの伝説の彫刻職人、左甚五郎(江戸時代初期に活躍)作だったらしいのだが、惜しいことに、伝統の火祭りである左義長祭のときに焼失してしまったという。楼門が左義長祭で火事になったのは、一度ならず二度までもあったらしい。
神様に奉納するのが祭なのに、お住まいである神社を焼いてしまって大丈夫なのか、と心配になる。