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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

宇治へ

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 おしごとで宇治へ。

 宇治はいいところだ。京都というよりも、奈良の匂いがする。もちろん地理的にもぐっと奈良に近い。萬福寺のあるJR黄檗より一駅奈良に近いのだ。

 さまざまに趣向をこらして観光客をお出迎えしてくれる↓

 宇治橋同様の赴きある時計の意匠。

 お茶屋さんの伝統ある看板

 茶摘み娘たちが、力一杯ウェルカムを表現する駅前の門。運動会の入場門よりアツいかも。

 静岡の清水よりたぶんもっと「茶の香り」がする参道だってある。ほんとクラクラするくらいの茶の香りである。御茶屋さん(ホンモノの飲食するお茶で、男子が遊んだり接待したりする場所ではない)がひしめいていて、なかでも老舗の三巨頭の支店がシノギを削っていた。

 それだけに道に植えられたベルト状の背の低い樹木はお茶なのだ。ちょうどシーズンだったみたいで、かわいらしい小振りの一重の白サザンカのような花が咲いていた。実だって成っていた。徹底的に「お茶づくし」のまちだ。こんなものだって駅前にあった↓

 茶壺型みどりのポスト!

 宇治といえばお茶以外にも、源氏物語平等院がある。今回は残念ながら平等院には行くことはおろか、その姿を垣間みることさえできなかったのだが、宇治橋宇治川紫式部の石像などを眺めることによって、宇治十帖の世界に触れることができた(かもしれない)。

 

 おもむきのある立派な橋↑

 

 観光客のだれもが「彼女」こと紫式部の写真を撮っていた。とある高校生男子などは、こともあろうに彼女の鼻(のアナ)に指を・・・この狼藉者!

 ま、仕事で行ったのだから当然観光はムリだけど、宇治の空気に触れ、宇治のお土産を買うことができたので、とりあえずの目的は達成できたというところか。

 平等院は残念だったが、その片鱗を伺うような物件には遭遇した↓

 電話ボックスである。しかしただの電話ボックスではない。

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