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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

ロケ地あれこれ

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 前回第7回の『平清盛』は、滋賀県3カ所でロケをされたらしい。場所は日吉大社三井寺、油日神社だ。どの場面でどこが、というのは企業秘密らしいが、この場所に行ったことがある人なら、たぶんドラマをみればわかるかと。(H氏はわからなかったらしけど)

 滋賀県は風光明媚で、時代劇にはうってつけのロケーションだけど、いやいや現代劇にだって採用されている。

 滋賀ロケーションオフィスのサイトを見れば、映画『逆転裁判』のロケも敢行されていた。詳細なロケレポートもあるので読んでみる。(写真も掲載されているので、ぜひご覧あれ)

 それによれば、近江鉄道高宮駅豊郷小学校旧校舎群、滋賀県庁・地下通路でロケが行われたらしい。

 近江鉄道の駅は、昭和の風が吹くレトロで雰囲気のある場所が多い。しかもほどよく小さくて、通勤通学時間以外なら、利用する人もまばらだろう。

 旧・豊郷小学校校舎は、ヴォーリズ建築としても有名だし、その存続をめぐる騒動も全国区だった。いまでは『けいおん!』の聖地として、若者たちが集う場所でもある。しかも「飛び出し坊や」グッズが多数販売されている場所でもあるので、「飛び出し坊や」ファンには外せないだろう。

 

 このふたつは、ロケ地としてよく判るのだが、滋賀県庁・地下通路って!?

 マニアックな場所を意外によく知っているH氏に聞いてみると「知ってる。気持ち悪い場所やし、ロケ地としてはなかなか目のつけどころがええな」という答えがかえってきた。

 以前ミニシアター系の映画が、滋賀県で唯一観られた『滋賀会館』(H22年3月をもって文化施設機能が廃止された)ともつながる場所らしい。そしてその地下通路には、喫茶店や散髪屋もあるとか。ほとんど地下組織、まさにアンダーグラウンドだ。そういえば10年ほど前、滋賀会館に行ったとき、なんとなく通った記憶もある。

 滋賀県には『プリンセストヨトミ』みたいな、「アンダー近江国」があるのかもしれない、とすら思わせるような滋賀県庁・地下通路なのだった。