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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

みかえり駱駝(らくだ)

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 梅雨の晴れ間の、からりと晴れ渡った青空の下、午前中は実家に届ける為に、じゃがいもを掘り起こしたり、キュウリを切ったり、青紫蘇や人参を引っこ抜いたりしていた。おまけに毛虫が付き始めた柿の枝で、通り道の上に伸びている枝を、得意の(!?)高枝切りハサミやノコギリでバサバサと。これから出かけるというのに、すっかり汗だく(汗)  たぶんこれで、ずいぶん消耗してしまったのだろう。そのあと、実家の石段にさしかかった途中で、登りきれるか大いに不安になる。登りきったときには、かなりの息切れだったが、ガクアジサイや白い八重のクチナシが、上品に歓迎してくれた。  苦労して届けた野菜たちは、帰る時にはカニや貝柱の缶詰に化けてくれた。親とはありがたいものである。あちこちガタガタといいつつも、80近い両親が自力で生活できるだけで、「神様ありがとう」という気分だ。  美しい夏の日、という言葉は、今日のような日のためにある。堤防を下ったときに見えた風景、名付けて「みかえり駱駝(らくだ)」↓  上空は風が吹いているらしく、どんどん雲の形が変わった。一瞬の造形。 風雲がふりむく駱駝つくりけり