愉快な湖北のホトケさま
先日新聞記事で見た「湖北の観音」展だが、私がインフォするまでもなく、どうも大人気らしい。
遠く東京からも足を運んでいる仏像マニアがいるとかいないとか。確かにマニアなら垂涎ものの展示品だろう。湖北の観音様たちを一堂に(いや、2会場だけど一日で見られないこともない)拝見できるお値打ち感を知ってる人にはスルーできないはずだ。
おまけに今東京の三井美術館では、「近江路の神と仏 名宝展」なんていうのもやっているので、それに刺激された仏像ファンだっているのかも。
という人気ぶりで、なんと今週中に入場者1万人を達成する、といわれている。
私は先日スーパーの隣の本屋さんで、この展覧会の関連本が売られているのを発見した。ローカルな出版社から出されているもので、ぱらぱらと立ち見して、即決で購入する。薄くて廉価なこともあるけど、これを買わずばなるまい!!と思ったのは、あまりに愉快だったからだ。
家に帰って、ゆっくりと仏様たちを二次元鑑賞する。爆笑の連続である。
いや〜〜、すごい!
大津絵から抜け出たような、のほほん仏像。
まいど!という声がきこえそうなおっさん仏像。
「いや〜それほどでも〜」というときのクレヨンしんちゃん顔の仏像。歌舞伎の様に見栄を切る仁王さま。ひとくせもふたくせもあるお顔のホトケ様たちが、続々と。
これは速攻、見なくては!
ということで、バタバタと明日見に行くことに決定だ。長浜会場の後、アクセスがイマイチな高月会場も見ようという「よくばり企画」なので、いつになく慌ただしくなりそう。1万人目を目指して、今回は欲深さを追求してみたいと思う。がんばれ! 私の足!
(あ、いつしか一万人突破済みに・・・)