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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

じつはたいへんなしろもの。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 この木之本地蔵院、パッと見た感じはそれほどでもないのだが、恐ろしく手のこんだモノだったのだ。

 参拝者が手を浄めるための手水舎にして、このとおりだ。

 意匠だらけの屋根です。

 水が流れ出る水口がカエルなのは、やっぱり「身代わり蛙」の伝説がある木之本地蔵院ならでは。

 てっぺんには水を司る龍の意匠。丸瓦には卍マーク。

 丸瓦の間の瓦の模様が、よく見ればすべて違う!

 これはここだけではなく、後で出てくるが、サイドの直線部分も違う模様の瓦をつかってある。

 瓦だけではなく、木の部分も細工が細かい。

 雲とか法輪とか。

 水のように流れるような花とか。

 事細かに細工がなされている。

 もちろん定番の龍も。

 はい、サイドにやってきました。動物、植物入り乱れています。

 亀の意匠がかわいい!

 火伏の波の意匠もそれぞれ違う。

 和小物に描かれていそうなウサギが、かわいい!

 牛とか松とか、渋い!

 極めつけに、鳳凰。後白河さんにあらず。

 かっこいいが、さすがに経年ゆえの破損はまぬがれず。

 鐘楼もみてみよう。

 彫り物は龍か?

 角々には、獅子が2頭ずついる。

 枚方か?!とツッコミたくなるくらい、菊だらけ!