石道寺までのおうち群
観光案内所でいただいた地図をたよりに、やっと目的地の石道寺へ向かう。石道寺は山の中にあるので、山に向かっての上り坂。
高時川に架かる井明神橋には、橋の親柱にあるモニュメントとして「釣り鐘」が4カ所設置されていた。車でささっと通り過ぎたため、映像は採取できず。
橋を越えてまもなくの駐車場に車を停めた。そこからは細道になるので、車は難しいのだ(地元民は別だが)。徒歩にシフトチェンジ。
この長閑で昭和な田舎風景を歩くのは、時空を超えた別世界をいくみたいに面白かった。
↑このあたりの家は、なぜか屋根の下に△囲みで家紋が記されている家が数件あった。
↑白壁と木造のコラボがきれい。ちょっとイギリスの古いパブのようでもある。
↑石垣の上に建つ家のはるか下には、山からの清水が流れていた。
案内看板に従って、さらに山奥へ。
この土壁の感じは、もはや日本離れしているように感じた。なんとなく、メキシコ。
まじないのような模様と、U字のかたちに塗り込められた縄。
こちらにも、模様入り土壁が。
おおっ!!
ベンガラ(弁柄)の木材が、白壁をチェックに走る重厚なお家。いにしえよりの耐震構造か?ベンガラは防虫、防腐の効果があるらしい。
調べてみたら、ベンガラの語源はインドのベンガル地方より伝来したことから。
やっと鳥居がみえてきた。