そしてもう1軒
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青空書房を出て、天神橋筋商店街を歩く歩く。この商店街では古書店のハシゴが存分にできるので、お寿司のあとは古書店巡りというのも、おきまりのコースなのだ。青空書房の店主より、商店街古本屋&カフェマップもいただいた。
なんとなく勘が働く気になるお店があり、入ってみる。
詩歌や古典、美術や映画、演芸や映画のパンフ、人文や少し硬派の本たちが、棚に分類されて並ぶ、魅力的なラインナップだ。
あ、和田誠さんの本が数冊!
涙を呑んで1冊に絞り込む。
ベートーベンと山下洋輔が、シェイクスピアと唐十郎が、ルイ・アームストロングと植草甚一が、ディズニーと赤塚不二夫が、ランボーと寺山修司が、時空を超えて相見える架空対談企画だ。こういうの、好きだね、和田さんは。
まさか「芸術新潮」や「季刊銀花」が百均のハコにあるなんて!息切れ動悸がしましたよ。
Kちゃんは「季刊銀花」の表紙の右下にある顔(上瞼と下瞼を支えにして、草の茎か枝みたいなのでつっかい棒をしたヘン顔)をみて、「おもろいな〜! どうやってこんなことできるんやろ?」と「いつか私も」な目をしてつぶやいていた。