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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

山雪は曲者。

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 ものすごくいいお天気になった。しかも25℃以上の夏日らしい。いちおう帽子は持って行ったけど、風で飛びそうだったので断念。

 先日の朝の Eテレ日曜美術館」(夜のは再放送)で、『宇宙の器 器の宇宙 〜陶芸家・河井寛次郎(かんじろう)〜』をみて、すっかり人間・河井寛次郎先生に参ってしまったのだ。

 恥ずかしながら、それまで河井寛次郎さんの作品をみても、別にどうとも思わなかった。それが「日曜美術館」を見たら、どんどん作品のよさが入ってくる。やはり「惚れる」ことは大切だ。

 河井寛次郎記念館は、先生のリアル住空間だった。お住まいを記念館にされたのだ。日曜美術館は彼の記念館で収録されたもので、その空間の素敵さにも魅了された。あの空間は、ただものではない、と私のアンテナが反応しまくっていたのだ。

 ということで、京都へ。記念館の近くには京都国立博物館もあるので、『狩野山楽・山雪展』にも行ってみようと、昨日ばたばたと計画してみたのだ。

 ところがこの、『狩野山楽・山雪展』を私は甘くみていたのだ。ささーっと見ておこうと思っていたのに。

 とんでもなかった! 山楽はともかく、山雪はとんだ曲者だったのだ。江戸時代の京都画壇のルーツみたいな人で、デザイン性の高さに驚愕した。びっくりしたな〜、も〜!みたいな感じ。

 それで11時半に入って、出たのが1時半! めちゃ混みでもなかったのに2時間もいたなんて、自分でもびっくりだ。当然のごとく我にかえったとたんクタクタで、この日の体力はすでに限りなくエンプティに近かった。

 その2時間については、また明日レポートします。クタクタなので(笑)