山雪は曲者。
ものすごくいいお天気になった。しかも25℃以上の夏日らしい。いちおう帽子は持って行ったけど、風で飛びそうだったので断念。
先日の朝の Eテレ「日曜美術館」(夜のは再放送)で、『宇宙の器 器の宇宙 〜陶芸家・河井寛次郎(かんじろう)〜』をみて、すっかり人間・河井寛次郎先生に参ってしまったのだ。
恥ずかしながら、それまで河井寛次郎さんの作品をみても、別にどうとも思わなかった。それが「日曜美術館」を見たら、どんどん作品のよさが入ってくる。やはり「惚れる」ことは大切だ。
河井寛次郎記念館は、先生のリアル住空間だった。お住まいを記念館にされたのだ。日曜美術館は彼の記念館で収録されたもので、その空間の素敵さにも魅了された。あの空間は、ただものではない、と私のアンテナが反応しまくっていたのだ。
ということで、京都へ。記念館の近くには京都国立博物館もあるので、『狩野山楽・山雪展』にも行ってみようと、昨日ばたばたと計画してみたのだ。
ところがこの、『狩野山楽・山雪展』を私は甘くみていたのだ。ささーっと見ておこうと思っていたのに。
とんでもなかった! 山楽はともかく、山雪はとんだ曲者だったのだ。江戸時代の京都画壇のルーツみたいな人で、デザイン性の高さに驚愕した。びっくりしたな〜、も〜!みたいな感じ。
それで11時半に入って、出たのが1時半! めちゃ混みでもなかったのに2時間もいたなんて、自分でもびっくりだ。当然のごとく我にかえったとたんクタクタで、この日の体力はすでに限りなくエンプティに近かった。
その2時間については、また明日レポートします。クタクタなので(笑)