河井寛次郎記念館へ
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
豊国神社を出て左手に曲がり、どんどん歩く。だんだん寂しい感じになり、小径を右手に曲がるポイントがわからず不安が募る。
でもさすが世界的な観光地、京都だ。観光ポイントを押さえた道案内の地図や、ポイントにはちゃんと、小さいながら看板が出ていたので、ルートを間違えずにすんだ。
少し登りの坂をゆっくりと左手の路地を気にしながら歩く。もう一回、今度は細い路地を曲がらなくてはならないからだ。うちで調べた記憶では、東大路通の馬町バス停に出るまでの手前の路地だった。初めての道は調べていてもたどり着くまでは、どうにも不安だったけど、やっとお目当ての路地を発見したときは、うれしくて思わずパチリ。
緑の四角い看板の向こうが記念館。老眼だけど遠くはハッキリ見えるので、記念館の看板も読めたから、もう大丈夫。
途中のお家の庇が、えらくお洒落。
はい、到着です。大工のお兄さんにあれこれと注文をつけながら河井寛次郎さん理想のお家を造られたのだが、そのご自宅を記念館にされている。
パッと見はシンプルなお家だけど、樋がお洒落だ。なにげない土壁も底力がありそうだし、格子と犬矢来(いぬやらい)がいかにも京都の風情。
もちろん内部は、「用の美」に溢れていたのだが、それはまた次に。