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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

私も寝るぞ!

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 ついに「いやげ物展」の出口付近まで(省略しながら)やってきた。こちらでは「うっかり昼寝をしている小坊主がモチーフのフィギュア」だ。みうらさんの命名は「甘えた坊主」。

 これが「甘えた坊主」基本形。木魚に寄りかかり、ネズミのやりたい放題で、ブルーのアイシャドウ、セクシー睫毛、赤い唇の眠る小坊主。

 こちらは進化系(!?)の「甘えた坊主」。「甘えた」というより黄色い衣を着て、修行中どころか坊さんにしてもありえないエラそーさ、栄養状態の良さだ。しかも子ども??のくせに酒とっくりを腰に、ふてぶてしいポーズで眠ることよ!

 気になってテキスト(「いやげ物」/ちくま文庫)を参照したら、酒徳利は韓国、右の黄色いふて寝は台湾の子。進化系ではなく、日本以外のアジアの国々だった。アジアに広がる「甘えた坊主」の輪!(古いっ!) って、みうらさんにとっては世界中がマイブーム・フィールドワークの場なんや!

 肩に小鳥なんて、ほとんどアッシジの聖フランチェスコじゃないか。しかも見た目から小坊主離れをしている。・・・まさかの「隠れキリシタン」の変形聖像!? あるいはキリスト教とのコラボ?

 出口だ。

 なんとなくいかがわしい、ビラビラのビニールカーテンを越えると、そこはみうらさんプロデュースの「リアルいやげ物ワールド」。嬉々として「いやげ物土産」をゲットする。いやげ物目利きとしては(笑)、やっぱり「オリジナル・チロルチョコ」だ。

 会場からもはみだす「みうらじゅんの世界」。すでに出口の外なのに。出口付近には「勝手に観光協会」の関西各地のポスターや、飛び出し人形も。

 んー、さすが奈良! 神々しい! と光のアワをよくみれば、せんとくんの顔、顔、顔!

 この頃には、すっかり毒気がまわり、フロア続きにある輸入雑貨をみても、一部「これって、いやげもの?」と変換されてしまう。おそるべし、みうらじゅん式脳内変換。

 でも輸入雑貨コーナーで買った「脱力かわいい鳥柄」のエプロンやリボンは、Kちゃんに「ええな! これええな!」と大好評だった。

 何度も寝落ちながらここまで書いたが、私も寝るぞ! 「甘えた坊主」にまけないように。