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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

GWはブルーメの丘美術館!

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 4月の末、二日間は「ブルーメの丘美術館」でスポットバイトの管理人として過ごした。

 初日に来た時、ブルーメで最初に撮った写真。

 朝の光に木の影が落ちる。

 

 「カクレミノ」という木があるんや!

 「カクレミノ」の葉っぱ。

 今が見頃のチューリップ!! 感動のあまりカメラを取り出す。

 バシャ! バシャ! 馬車(ないない。でも馬車がありそうな場所ではある。少なくとも体験乗馬用の馬は居た)。

 「滋賀農業公園ブルーメの丘」は、広大なヨーロッパ風な敷地に、お花畑(いまならチューリップ)、牧場、遊びのコーナーなどがある。農業体験をしたり、お祭りの屋台みたいな場所もあり、農業テーマパークみたいなところ。ファミリーやカップルには、うってつけかもしれない。

 メインの「ドールハウス展」と、時間的にも空間的にも平行して、ワンスペースの手作り品ミニミニショップ、「プチマルシェ」も複数、同時開催している。その店番も兼ねてドールハウスの作品管理(繊細なものなので、Hands off 、とくにまだ字が読めないお子様たちにはご注意)をする、おひとりさまなのだ。

 (以上は、洋と和のドールハウス。下はプチマルシェのひとつ)

 GWには地上は人でごった返していたが、地中にある美術館は適度に、けれど切れ目なく、お客様がコンスタントに入られていた。少し汗ばみ日焼けが心配な日差しだったので、ひんやりしたコンクリートの建物と、金属の冷たい椅子やベンチが、逆にクールダウンさせてくれて「冷たくて気持ちいいね!」と、すべてがポジティブに回っていた。

 超マイナーで知る人ぞ知る美術館だが、ここは、あの安藤忠雄さんが設計したコンクリート打ちっ放しの小さな地中の美術館だ。しかもコンクリートを打つのが素人にも難しかろうと思われるアールになっている。見事に美しい曲線に加え、自然光のみの照明なので、天気のいい日の採光も、神秘的でうっとりだ。

 (これは昨年の展示内容)

 

 惜しむらくは、ここにたどり着くまでがひと苦労なこと。園内を見回しても見当たらない。近くまで来ていてすら、美術館は目に入らない。なにしろ「地中」にあるのですから。まず、入口に続く、長い下り坂のアプローチである坂道の入口を見つけないといけない。

 ということで、ドールハウスやプチマルシェより、安藤建築目的でみえる人もいらっしゃる。感慨深げに建築を眺め、上向きや外向きに写真を撮られるので、安藤ファンはすぐにわかる。

 ドールハウスについては、明日また続きを。お近くの方は、ぜひ3、4、5、6日にお越し下さい。時間は10時半から16時まで。美術館の場所は、ブルーメのスタッフに聞くのが一番早いかも知れません。道が混んでいるかもしれないので、お気を付けて。