あこがれの叡山電鉄
きのうもちょっと書いたが、出町柳から一乗寺までは「叡山電鉄」という路線で行った。民家の間を走る、ちょっとのんびりしたローカル電車。これにほぼ30年ぶりに乗った。
まず出町柳駅の駅舎へ。すると駅前にシンプルなケーキ屋さんが。
建物もシンプルだが、名前もシンプル。昨今のフランス語らしき難解な横文字の、絶対覚えられないケーキ屋の店名とはえらい違いだ。「ケーキハウス」。そのまんまだ。わかりやすくていい。
偶然Kちゃんもお昼を食べに、時間差で出町柳にきていたらしく、彼女もこのケーキ屋さんに着目していたらしい。さすが我が娘!
さあ、乗車だ。のんびりゴトゴトの一両の車両が民家の間を抜けていく。お昼前のくつろいだ時間に相応しい。詩仙堂や曼殊院という古刹のある一乗寺、修学院離宮のある修学院、心霊スポットの宝ケ池、八瀬遊園、比叡山の入口に行く路線だ。宝ケ池で枝分かれして、天狗で有名な鞍馬や水占おみくじがある貴船神社に行くルートもある。
一乗寺に到着した。
ゆっくりと去っていく叡山電車の後ろ姿。
さて、下調べによると恵文堂は、「踏切を渡らずに商店街に向かって」だったな。でもホームを降りてすぐ、とても親切でかわいらしい看板が、的確に案内してくれた。
ほとんど観光ポイントだもんな。
一乗寺界隈はラーメン激戦区で有名だけど、こんな細い露地もいっぱいで、猫気分で散歩出来る場所。
お昼は前回も行った「珍遊」さん。大中小のラーメンが選べ、来来亭を上品にした感じ。こじんまりして、やや小振りの中のラーメンを注文した。美味しかった。