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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

大皇器地祖神社(おおきみきじそじんじゃ)

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 石の鳥居だが、扁額は木製。鳥居をくぐると、一気に時間の層が厚くなったよう。千年を生きたかもしれない樹々の中へ。  とんでもない巨木がいっぱい! 隣の街灯と比較したらわかるでしょうか?  裂けて、虫食いだらけでボロボロなのに、この威厳!  野生っぽい戸隠みたいに、太い幹の間を抜けていく。戸隠神社の参道もすごく太い木が続いていたっけ。でもこっちの方が自然な感じ。  山の中なのに、じとじとひんやりじゃない。意外にさわやかな森林浴。しかも通路は整備されている。歩きやすい。ここは軽井沢と同じ標高らしい。なるほどね。  高く聳える巨木があると、つい見上げてしまう。クラクラするような景色だ。  まるで恐竜の足のようだ↓  石の太鼓橋を渡る。アーチの橋を渡れば、神の領域感がいや増しに。    本殿には、やんごとなきお方がお住まいのようで、御簾がかかっていた。屋根には金色の菊が咲いていた。  拝殿側面。一見シンプルなのだが、  屋根の下には、獅子と象の凝った意匠が。  拝殿正面より。  ほら、ここにも菊が。  屋根の内側も木の並びが美しい。なにげに格子の天井だ。  近づく人を威嚇するような狛犬 「永遠にお守り致します」感がいい。  神社の御由緒。木地師の祖神である惟喬(これたか)親王が祀られています。  本殿の側面も格子だ。  日が差して来て、緑が輝くばかりに美しい。青紅葉とシダのコラボ。  山並みと石碑がよく似合う。  「日本国中木地屋之御氏神」の碑。白洲正子さんもこれに心惹かれるものがあったのか、「彼らの根強い信仰をそのまま現しているようだ」(「かくれ里」)と書かれている。