クローズ、その1
今年になってから、ポスター展や自著の出版やテレビ出演と、ブレイクされていた青空書房店主のさかもとけんいちさん。9月に体調を崩され入院されたときには、どきどきしましたが、復活されたときにはほっとしました。
そしてついに「閉店のお知らせ」が、シャッターに貼られる日がきてしまいました↓
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なんといっても90歳ですから。
本を扱うのはかなりの力仕事で、しかも緻密な作業で、ややこしいことがいっぱいで、知識の蓄積も必要だから、遠くない未来にこんな日が来ることも覚悟していました。身を切られるような断腸の思いだったでしょうが、やはり自分の手で決着をつけなければと、決心されたのでしょう。今年いっぱいまでだそうです。
さかもとさんにとっての宝物である店内の大量の本は、もちろんご自宅にすべて持ち帰ることは不可能なので、できれば本好きの方に買っていただければ、とご希望されています。千円以上お買い上げのお客様にはプレゼントを差し上げます、とのことだけれど、そんなのなくても全国からお客さんがみえますって!
もちろん古書店をばっさりやめてしまう、なんてことはさかもとさんにとってはありえない話なので、出来る範囲で、ご自宅でちいさなブックカフェをされるそう。
でもやはり、まずは「青空書房」の店舗で本を買いにいかなくちゃね!