油日神社あれこれ
お正月仕様の拝殿は、なんだかりりしい。
しかしバックからみると開放的で、いい意味でスキだらけ。
内部はこんな感じ。雅びに歌合わせでもしているかのよう。
拝殿バックの角から見上げると、推定樹齢750年のご神木、高野槇(コウヤマキ)とツーショットに。
こちらは奥まって古木に守られた本殿。拝殿とわずかな距離なのに、この差は大きい。
神秘的に佇み、
簡素なのに美しい意匠がそこここに。
はい、お参り、お参り。
この神社のファンである夫は、財布の小銭をはたいて、じゃらじゃらとパチンコ屋のような音をたて、賽銭を投げ入れた。神様も、さぞかしびっくりされたことだろう。
いつもながらに扉の透かし彫りの美しさには、絶句。
カエルというよりは、なんとなく蜘蛛を思わせる蛙股。ハート型の「猪目(いのめ)」がアクセント。
彫刻だけでなく、石積みも美しい。
最後に神馬像を見て、ウチに直行。
この神社に来ると、なんとなく調子の悪い箇所に、突如原因不明の激痛が走るというH氏だが、今年は何事も無かったよう。
彼は若い頃、うちのお地蔵様からも足を引っ張られたりしているので、なにかしら神様がちょっかいをだしたくなるタイプらしい。しかし、基本的には神様から愛されるタイプだと思うので、守っていただいているのだろう。