亀井堂は霊水パワースポット。
亀の池と太鼓楼の間の道をずんずん歩くと、すぐにあるのが亀井堂。
なにげに煎餅屋のような名前だが、今までで一番パワースポットらしき空気に満ちている。
霊験あらたかな場所というよりは、人の祈りのパワーが濃い空気なのだ。霊感のない私ですら、そんな気配は感じられる。
亀井堂内の霊水は、金堂の地下より湧き出る青龍池からの白石玉出の水ともいわれている。亀井堂の屋根には、青空に向かって首を伸ばし、希望にみちた亀の鬼瓦?が。
中央に設けられた石造りの亀の口から竹筒を通して水が流れ、その水に戒名を記した経木を浮かべて弔う「経木流し」の信仰というのがあるそうだ。(この石の柵の下に石の亀が口から霊水を出しており、たまった水に経木が浮かんでいる。これはスタッフの方が経木を流している、もしくは掬っておられるらしきところ↓)
そのため、彼岸には先祖を供養する人々が多く訪れるという。この亀井堂の水盤に経木を流せば極楽往生が叶うといわれているのだ。
また、この水の流れはさらに、新清水寺の滝となっているともいわれているらしい。
たくさんの人が並んでいらしたので私もつられて並んでみたら、お坊様みずから振る舞われる、三三九度以来のお神酒だった。あとから気づいたのだが、法要でお参りされた方へのねぎらいだったのかも(汗)
(つづく)