極楽の池までは何マイル?
ほんのりと温かく、日差しも柔らかで、まさに極楽な散策日和。
しだれ梅のつぼみも、ふくらんでいる。いやがおうにも、シアワセ気分。
日本庭園に付きもののお茶室も。水の美しいお庭に相応しい「青龍亭」。
隣の建物の壁面は、桧皮葺や網代を使っており、地味ながら凝った造りになっている。たぶん随所に「おおっ!」という意匠がある模様の建物。
アップにすると、こんなかんじ↑
名前はそのまんまな「臨池亭」。サツキの植え込みからにゅ〜と出たプレート?が、なんとなく可笑しい。
川向こうにあるのが、重要文化財の湯屋方丈。こちらへ行く前に、道をまっすぐ進み、もっと奥へ。
「和松庵」、というらしい。お菓子付きのお抹茶がいただけて400円。お茶の作法に自信があれば、入ったかも。
帰宅後調べてみたら、松下電器創業者、松下幸之助氏より寄進された茶室で、和松庵の「和」は、聖徳太子の「和を以って貴しとなす」より命名、「松」は松下幸之助氏を表しているということだ。
道々、季節外れのサツキが一輪、咲いていた。
ツボミもいくつか。
「極楽の池」にたどり着くが、なんだか「瑠璃光の池」ほどキレイではない。こちらの掃除係は、あちらほど働き者ではないのかしら?
池の中で佇む阿弥陀三尊石も、なんだか困惑気味? もしかして、軽く見られ過ぎ?
それにつけても、あちらに見える日本庭園に場違いなケバい色の建物って・・・!?
(つづく)