ふたたび極楽の外へ。
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
ただ歩いただけなのに、けっこうな時間を「極楽浄土の庭」で費やした。陽気もよく冬枯れた景色にも、それなりにほっこりできたので、ゆっくりくつろぎながら歩いたからだ。人影もまばらで、ほとんど極楽を独り占めできたため、いのちの洗濯をした気分だ。
もう一度、渡り廊下をくぐり、庭の外へ出る。そして、五智光院の屋根瓦をズームで撮ってみた。これはかなり新しいタイプの鬼瓦だ。
肉眼ではわからなかったが、写真でみると「五智光院」の屋根瓦が、新旧取り混ぜてあるのが、くっきりする。
これは古そう。鬼瓦の上の丸瓦は新しい。
この「へうげもの」も、もちろん新しいが、丸瓦はずいぶん古い。
こわもての古いタイプのと比べると、とても同じ「鬼瓦カテゴリー」に入るとは思えない。
けれど新しい鬼瓦は、現代のビルヂングにもマッチする!?
新旧グループとも、お寺を守るという意識を共有し、日々お仕事に励んでいるのだ。
あ、こうゆうひともいらっしゃったのでした。このひとも、ずいぶんなキャリアなんだろうな。