稲荷神社周辺
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まずセーフのかけ込み初午詣でを済ませたら、次は赤い拝殿の隣にある、地味な史跡に集合する。ここでも小嶋先生のレクチャー。
荷田春満(かだのあずままる)は、江戸時代の国学者。父は伏見稲荷神社(現在の伏見稲荷大社)の社家で御殿預職の羽倉信詮(はくら のぶあき)。賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤と並び、「国学四大人」sの一人というくらいだから、かなりの秀才だった。
京都の特別公開のときに、まれに公開されることがあるそうなので、機会があればぜひ、とのこと。
国学の秀才なので、祀られた神社はやはり、学業関係に御利益あり、らしい。
その近くには、「お茶屋」と呼ばれるしっとりと床しいお茶室が。
寛永18年(1641)に後水尾上皇より御所の古御殿の一部を拝領したもの。格調高い書院造に数寄屋造の意匠を巧みに取り入れている、らしい。
これも特別公開のときに、まれに公開されるらしい。私たちは門まで。
そのあとは、石峰寺に向かって細い路地を歩いて行く。
一人じゃ絶対に迷いそうな、迷路のような道を進む。
そして最初のポイントに到着した。お地蔵様だ。
(つづく)